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Helper CTO シリーズ 27|なぜ月単位でのご請求、いつでも解約可能にしているのか

カテゴリー 業界トレンド 日付 2026-10-14

Author
恩梯科技
7 回閲覧 5 分で読めます

「1年契約しなくていいんですか。それでどうやって真剣にやってもらえる保証があるんですか。」私たちが「月単位でのご請求で、いつでも解約できます」とお伝えすると、お客様から一番よく返ってくる質問がこれです。これはいい質問です。というのも、これは論理が逆になっているからです。契約に縛るのは一見、制作会社側が約束しているように見えますが、実際に約束しているのはお客様のほうです。仕事の出来不出来にかかわらず、料金は最後まで支払うことになるからです。契約にこだわりすぎているのではなく、その契約が誰を守っているのか、まだ見えていないだけです。この3つを本記事でまとめて解説します。

契約縛りは誰を守っているのか

よくある年間契約には「1年間、月額固定料金、途中解約は残り月数分を支払う」と書かれています。平たく言えば次のような意味です。

  • 制作会社が返信してもしなくても、その1年分の料金は制作会社のものになる。
  • 更新作業をしてもしなくても、システムが安定していてもいなくても、支払いは進み続ける。
  • 途中解約には残り月数分の支払いが必要で、実質的に「後悔する権利」を先に買い取られているようなものです。
  • 義務は「必要な保守サービスを提供する」といった書き方にとどまり、問題が起きても誰かに責任を求めにくい。

保守契約に何を書くべきかの記事でさらに詳しく分解していますが、対応時間、更新頻度、解約条件、ドキュメントの帰属、この4つがあいまいに書かれているほど、制作会社に有利な内容になります。

1年縛りと月単位、何が違うのか

2つを並べてみると、違いは料金ではなく、プレッシャーがどこにあるかです。

項目1年縛りの契約月単位のご請求
仕事の出来が悪いとき契約期間が終わるのを待つしかない翌月から解約できる
制作会社のプレッシャーがどこにあるか契約を結ぶ瞬間に集中している毎月、見せられる実績が必要になる
あなたが約束すること出来の良し悪しにかかわらず1年分を払う翌月分だけを約束する
終了時に受け取れるもの契約書に書いてあるかどうか次第ドキュメントと記録がすべて渡される

自分に問いかけてみてください。もしこの制作会社が3か月連続で返信してこなかったら、自分に何ができるか。答えが「契約が終わるのを待つ」であれば、その契約はあなたを守っていないということです。

月単位で解約できることは、毎月実力を証明し続けることを意味する

契約縛りがないということは、私たちが毎月改めて信頼を勝ち取らなければならないということです。

  • サーバーを見守っているか、問題があればお客様が気づく前に対応しているか。
  • 不具合を報告いただいたとき、2営業日以内に評価結果を返信しているか。
  • サーバーやサービスに問題が起きたとき、1営業日以内に対応しているか。
  • セキュリティ更新を四半期に1回以上行っているか。

毎月確認できることは他にもあります。

  • 依頼したちょっとした変更が、その月のうちに対応されているか。
  • その月に確保されたエンジニアリング投入が、本当に自社のシステムに使われているか。
  • 今月何をなぜ変更したかが記録として残っているか。

対応できなければ、翌月は支払っていただかなくて結構です。年間契約のプレッシャーは契約を結ぶ瞬間にあり、月単位のプレッシャーは毎月そこにあります。技術に詳しくないオーナーにとっても、これは一番シンプルな管理方法です。毎月「誰かがちゃんと見てくれている感覚があるか」を自分に問いかければいいだけです。技術が分からないオーナーでも外注をうまく管理できるの記事で挙げた3つの考え方も、最終的にはこの協力のリズムを保つことに行き着きます。

契約縛りをしないことは、私たちが損をしているように見えるかもしれませんが、実はそうではありません。契約縛りが引き止めるのは、本当は引き止めたくない顧客であり、双方が我慢し合っているだけです。月単位で残っていただける毎月は、相手が自分の意志で選んでくれた結果です。こういう関係だからこそ、私たちも本音を言いやすくなります。同じチームが最初から最後までの記事で触れた長期的な関係は、双方が自発的に選んだときにしか価値を積み上げられません。

解約したあと、ものは誰のものか

解約できることと、解約後にものが誰の手元にあるかは別の話です。

  • 所有権は御社のもの:コード、データ、アカウントはすべて御社名義で、私たちが持つのはアクセス権だけです。
  • ドキュメントをお渡しする:システムがどこで動いているか、どうデプロイするか、データはどこにあるか、誰がログインできるか。
  • 記録もお渡しする:この期間中に行った変更それぞれの内容と理由。
  • 担当者が変わってもブラックボックスにはならず、次の担当者がそのまま引き継げます。
  • 解約後はバックドアを一切残さず、権限もすべてお返しします。

「ものが御社のものであること」と「いつでも解約できること」は両立して初めて意味があります。解約できることに意味があるのはそのためです。

私たちから解約をお勧めする場合

最後に、制作会社が普段あまり言わないことをお伝えします。

  • システムに長い間変更の要望がなく、サーバーの見守りだけになっていて、御社に引き継げる人材がいる場合。
  • 会社がシステムをたたむ、または既製ソフトに切り替えることを決め、データのエクスポートをお手伝いする場合。
  • 御社の要望が自社の技術チームを持つべき規模まで大きくなり、私たちがすべきことは引き継ぎをきちんと行うことになった場合。
  • システムが1年間まったく変わっておらず、新しい要望もなく、惰性で契約が続いているだけの場合。

保守費用の3つの算出方法の記事で3つの料金体系を解説しましたが、月単位が中小企業の多くに合っている理由は、まさにこの記事に書いた内容すべてです。

「月単位」についてNerdtechnic(恩梯科技)がお約束する4つのこと

  • 月単位でのご請求で、いつでも解約でき、契約縛りも途中解約手数料もありません。
  • システム健診も同様に契約縛りなしで、レポートを受け取ってから協力するかどうかを決めていただけます。
  • すべての変更を記録し、今月何をしたかをいつでも確認いただけます。
  • 契約終了時にはドキュメントと記録をお渡しします。ブラックボックスにはなりません。

残っていただく価値のある関係は、契約で縛る必要がありません。

月単位でのご請求、いつでも解約可能というのは、「毎月きちんと役に立つ」という私たちからの約束です。Nerdtechnic(恩梯科技)は Helper CTO として、御社のシステムを保守します——社内の技術責任者のような存在ですが、御社の正社員ではありません。最初のステップは60分のシステム健診です。コードさえ見せていただければよく、本番環境のアカウントやパスワードは不要で、3~5営業日以内に読んで分かる1ページのレポートをお渡しします。今いくつかの保守プランを比較検討している最中であれば、まず契約縛りのないレポートから比べてみてください。Helper CTO:システム保守プラン

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